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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2017.06.12

プロデキュークラブ主催の管理者勉強会(大阪塾)第3講

渡辺は埼玉の研修会場へ。

埼玉県安全運転管理者協会様のご依頼での法定講習。

大宮東会場です。

150名様がご参加。

社内での交通安全教育について振り返って頂きました。

一昨日に発生した、東名高速で発生した対向車線から乗用車がバスに飛び込むという事故。

あの報道を見て「避けられない」とお感じになった方は多いと思います。

しかし「ある安全の基本」を守っていれば、避けられたかもしれません。

その「考え方と伝え方」をお伝えしました。

経営者の安全への考え方が管理者の安全に関する言動に映ります。

管理者の安全に関する言動とは、安全教育の量と質に反映します。

安全教育の量と質が運転者の行動に映ります。

失敗をして学ぶのではなく、教育で気づいてもらいましょう。

午後は神奈川の運送会社様が開催されたドライバー研修の会場へ。

テーマは国土交通省告示第1366号より「運転者の適性に応じた安全運転」

全員参加で全員安全を目指して。

同じ研修内容で、3回に分けて開催しました。

適性診断はGマーク取得のための受診ではなく。

自分を客観的に見つめ直す機会として受診。

健康診断は法律を守るための受診ではなく。

特に視力の推移について確認して、認知ミスにならないように。

瞬間視や眼球運動についても解説しました。

視力にも関連して、運転中のスマートフォンの使用について。

ハンズフリーを使用しての通話でも、運転以外のことに気を取られてしまいます。

スマートフォンを固定していても、操作をすれば脇見運転になってしまいます。

大林は大阪の運送会社様へ。

管理者勉強会のテーマは「ルールを守るドライバーを育てる(考え方編)」

現在「取り決めている」社内ルールが機能していますか?

との問い掛けからスタート。

機能している状態とは「取り組んでいる」状態です。

個々に取り組んで全員が習慣になれば、会社の風土になります。

終了後は兵庫の運送会社様へ。

今月末に開催される安全大会の打合せ。

昨年度と同様に「午前中は座学研修」と「午後は実技研修」を担当させて頂きます。

そして本日はプロデキュークラブ主催の管理者勉強会(大阪塾)第3講の開催日。

テーマは「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法」

「バック・追突・交差点事故」を防止する指導方法。

先月の第2講に続いて。

グループディスカッションスタイル。 「交通事故が発生してしまった」のはドライバーの責任です。

「交通事故を防止できなかった」のは管理者の責任です。

トラックドライバーが交通事故に遭う確率を検証。

雨の中を出発するドライバーへの点呼方法。

バック事故をゼロにする考え方と確認の方法。

指差呼称確認の種類と効果と取り組み方。

信号待ちの車間距離から予測できる運転行動。

覚低走行について。

耳を使った確認の方法。

「事故を起こしていない」以上に「ルールを守り確認をする」のがプロドライバー。

安全は目的でありルールが手段です。

安全は幸せになるための手段です。

交通事故が起こりにくい職場環境作りを!

次回は最終回の第4講です。

7月10日(月)にお会いしましょう。

ありがとうございました。