働き方改革の考え方と進め方

安全(利益)と品質(単価)の向上なくして改革なし。
働き方改革を実現するために必要な4つの改革を。
「教える・考える・育てる」の企業風土づくりから。

  • 走り方改革
    (安全)
  • 届け方改革
    (品質)
  • 休み方改革
    (健康)
  • 教え方改革
    (教育)

「教えられる人・教わる機会」が少ない運送業界を改め、
3K(国・会社・家族)よしの「働き方改革」の実現に、
経営者・管理者・ドライバーが全員参加で取り組む。

Before

  • 教える・教わる習慣がない
After

  • 教える・教わる企業風土

必要なのは見えない「意識」の変化ではなく、見える「行動」の改革。
社員が幸せになる社内ルールをつくり、ルールを守る習慣を身に付ける。

運送業界でも「安全意識」との表現に代表されるように、「意識」という言葉を見聞きする場面は多々あります。しかしながら、「意識」は見ることができず、伝わりにくいものであり、「意識の高まり」や「意識の低下」などは、たしかに判断できるものではありません。

だからこそ、より大切になるのが「行動」です。行動は誰の目でも見ることができます。行動することによって伝わること、判断できることがあります。言い換えれば、「行動」することによって初めて、「意識」という抽象的なものを、具体化することができるのです。

たとえば「気をつける・意識する・注意する」以上に確認をする。

そこで不可欠なのが、社内ルールです。「社内・車内を整理整頓する」「車輪止めの向きを揃える」「挨拶の言葉を略さず歯切れよく」などの基本的なルールを、できるだけ具体的なルールに表現して、一人ひとりが確実に守り、習慣化する。それによって、「意識」が「行動」として現れ、「理想」を「現実」に近付けていくことができます。

ルールを決めても「守らない」「教えられない」。
だから、管理者とドライバーの同時教育で支援。

「意識」を「行動」として具体化するための方法が、社内ルールの取り決めです。しかし、取り決めたはずの社内ルールが「いつでも・どこでも・だれでも」守られている会社は多くありません。それは、「他者から教わる」「他者に教える」という習慣が、運送業界に定着していないことも原因と考えています。

そこで、プロデキューブではまず「教え方改革」として、管理者に「ルールの決め方」と「ドライバーへの教え方」を、ドライバーに「教わる姿勢」を身に付けてもらうことからスタートします。管理者とドライバーの同時教育により、互いの存在や役割を理解し、互いを尊重する姿勢を高めます。管理者を「社長代理を務められる」「社内講師を務められる」レベルに、ドライバーを「他者に教えることができる」レベルに引き上げることを目指します。

管理者とドライバーの同時教育が進むと、やがて、会社全体が「ルールを守る」=「意識が行動として現れる」状態になります。そして、ルールを守ることが自然な「習慣」となり、人材も自然と育ちます。そこまでのレベルに達すると、全社一丸で目標を共有し、「理想」を「現実」に変えるために、力を合わせて進んでいく推進力が生まれます。

運送会社の「働き方改革」を実現するために。
何よりもまず「安全確保」に取り組む理由。

プロデキューブでは、会社全体での「安全確保に向けた取り組み」を最も大切にしています。その理由は、「安全確保」は単純に「事故を無くす」「事故による損失を減らす」だけではなく、「会社の売上・利益の向上」に向けた好循環を生み出すからです。そして、その出発点は、ドライバーに「会社に守られている」という「安心」をもたらすための「走り方改革」です。

ドライバーが安心すれば、その家族も安心します。そして、ドライバーの中で「安心して働ける会社」=「良い会社」という認識が生まれ、会社への帰属意識が高まります。そこで芽生えるのが「働くやりがいや喜び」「仕事・会社への誇り」です。ドライバーが自らの仕事、所属する会社に対して、喜びや誇りを持つことで、「届け方改革」によるサービスレベル・「休み方改革」による定着率は格段に向上します。そして、ドライバー自身の待遇や会社の売上・利益の向上につながっていきます。

繰り返しになりますが、会社としての最終的な目標である「選ばれる会社になる」=「売上・利益の向上」の出発点は、「安全確保」にあります。だからこそ、私たちプロデキューブは、より高いレベルでの「働き方改革」を実現するために、「運送会社の管理者育成と安全教育」に力を注いでいるのです。

「お三⽅よし(おさんかたよし)」の働き方改革を実現するためのプロデキューブの役割

私たちプロデキューブは、「運送会社の管理者育成と安全教育」を実施するなかで、研修・セミナーで話をする「講師」の役割を果たすだけではありません。

ドライバー・管理者・経営者の間で「橋渡し」の役割を担ったり、場合によっては「防波堤」の役割を担ったりすることもあります。さらに、3者間でのコミュニケーションを活発にしたり、関係性を向上させたりするための「潤滑油」の役割を担うこともあります。

「困っていること」「悩んでいること」「聞いてほしいこと」どんなことでも構いません。プロデキューブのインストラクターは、全員が元トラックドライバーですから、同じ業界を知る「仲間」として、気軽に声をかけてください。上手に、便利に使ってください。

  • お三方(さんかた)よしプログラム
    運送業界に根付いていない「教える文化」と「考える習慣」を社内に定着させ、選ばれる運送会社になるためにドライバーが育つ風土をつくり、全社員参加で安全対策と品質向上を目指します。
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  • 管理者勉強会
    選ばれる運送会社になるためには、管理者が社内ルールを取り決め、自らが率先して取り組み、ドライバーを教育することが必要です。管理者以上の指導者を目指して「動くマニュアル」になり「現場で伝えるプロ」に育てます。
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  • プロドライバー育成コース
    運送業界のドライバーには機会が少なかった「教わる習慣」を身に付けて一人前になることからスタートし、安全・品質向上に向けたルールを守り、最終的に「他のドライバーに教えられる」二人前の仕事ができるドライバーを育てます。
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  • 添乗指導(オプション)
    貴社のトラックにインストラクターが同乗。貨物を積載状態で公道を走行し、配送先様での荷役作業も一緒に行いながら、選ばれるドライバーになるためのコツ・ポイントをその場で伝授します。
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  • スポットサービス
    貴社が抱える安全運行・輸送品質・コミュニケーション等の様々な問題について、1回集中の研修・セミナーを実施。貴社の社内向けのほか、協力会社様向けもご用意しています。
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  • 経営診断
    プロデキューブの中小企業診断士が、貴社の経営状態を「数字」を見ながら診断します。現場を知るインストラクターとのタッグで、より効果的な経営改善の方法が見えてきます。
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  • 研修・セミナー
    トラック協会様、損保会社様、輸送機器メーカー様等の団体・企業様主催の各種イベントで、研修・セミナーを実施します。集客サポートや啓蒙活動など、幅広く対応・貢献します。
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  • コーディネーター対応
    講演会・イベント等でのパネルディスカッションに、コーディネーターを派遣します。全日本トラック協会様主催の全国トラック運送事業者大会で、交通安全対策に関する分科会のコーディネーターを7年連続(2013・14・15・16・17・18・19年度)で担当しています。
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  • コラム等の執筆・寄稿
    運送業界の安全・品質・教育に関する幅広いテーマで、コラム等の執筆・寄稿を行います。大手企業様、業界専門誌様への寄稿、テレビのニュース番組出演・コメント提供等の実績があります。
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