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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2017.05.25

「THE点呼」という名の勉強会

北薗はバス移動で徳島へ。

管理者向け研修を担当しました。

テーマは「ルールを守るドライバーを育てる」

ドライバーがお客様から「ありがとう」と言われるために。

管理者がやるべき、ドライバーへの教育(応援)の方法について。

現在の各社内のルールを確認。

「ルールとして機能していますか?」「ルールが足りていますか?」を検証。

国のルールである法律以外にも、人としての常識であるマナーも守らなければなりません。

また、常識による行動は「個々に判断基準に委ねる」ために、すべての人の常識が一致しているとは限りません。

特に法律が適用されていない品質には、個々の常識の差によって、その行動に大きな差が生じます。

個々の常識を会社のルールとして整えること。

車内で発揮する安全と違って、品質は顧客の目の前で提供することが多く、「全員が同じことができる=だれでも同じサービスを提供できる」ことが、品質向上の第一歩です。

渡辺は茨城の運送会社様へ。

ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「トラックの構造上の特性」

トラックは死角の多い乗り物です。

後方・上部・左側・後方の死角を確認しました。

運転室内の整理整頓により、見えない死角を最少限に留めましょう。

運転姿勢で上半身や首を振っての確認により、見える視界を最大限に広げましょう。

同じ内容の研修を2回に分けて開催。

管理者勉強会のテーマは「交通事故に遭わない防衛運転の指導方法」

防衛運転の考え方について。

「かもしれない運転」と同様に「かもしれない管理」を実践しましょう。

「交通事故はゼロにはならない」と考えて、無事故の日を一日でも長く続ける努力の方法と、少しでも事故の被害を小さくする方法を提案。

大林は岡山の運送会社様へ。

ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「運転者の適性に応じた安全運転」

運転中は「認知・判断・操作」の繰り返し。

「ひとつの見落とし・1回の判断ミス・1秒の操作遅れ」が大きな事故に繋がります。

交通事故の約8割が、認知段階のミスで発生しています。

運転に必要な四大目力を鍛える方法を提案。

続いて添乗指導。

荷主様へ同行。

積み込み作業を確認。

接客対応を確認。

高柳は静岡へ。

早飯の恩恵を。

静岡の恵みを。

さらには、店内で研修ネタの写真も撮影できて大満足。

研修会場はこちら。

静岡県トラック協会様のご依頼で、今月から4か月連続で担当する「管理者スキルアップ勉強会」

第1回のテーマは「THE点呼」

「オール点呼話」で3時間30分の構成。

よくある法律に関する話は一切なく。

本にもインターネットにも載っていない点呼の実践方法について。

形骸化されがちな点呼を楽しむ方法を説明。

点呼とはドライバーの健康を気遣う機会です。

相手に健康を気遣われることは、誰しもが喜ぶことです。

ドライバーを監視するのではなく、ドライバーに関心を持ちましょう。

そう考えると点呼時には確認だけでなく、会話が生まれます。

そのように実践すると、管理者もドライバーも点呼が楽しくなります。

記録に残すための点呼ではなく、記憶に残る点呼を。

点呼は法律を守るために実施するのではなく、点呼はドライバーを守るために!

勉強会後は昨日から活動拠点へ。

予定通りに戻ってこれて一安心。

ありがとうございました。