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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2016.09.10

10分間の休憩後の出来事

渡辺は地元の埼玉でサポート活動。

午前に伺った運送会社様では管理者勉強会。

テーマはこちら。dsc00015-1

過去の「月別の交通事故発生傾向」から月毎の安全対策を講じるように。

過去の「月別のアルコール検知器の反応傾向」から対策を講じましょう。dsc00023-1

相手の健康を気遣うことは、相手の安全を気遣うことと同じぐらいに喜ばれる行為です。dsc00026-1

日頃の会話の中で要点を発信して、毎朝の点呼で確実に確認をしましょう。

午後に伺った運送会社様では、ドライバー研修。dsc00028-1

テーマはこちら。dsc00030-1

もちろん過積載運行はされていません。dsc00034-1

それでも過積載運行時の危険を知ることは、プロのドライバーとして持ち合わせるべき知識です。dsc00047-1

関連して「エコドライブに関する“こだわり”の運転方法」を全員発表。

続いて管理者勉強会。dsc00050-1

1.バック事故は、取り決めた社内ルールを取り組むことでゼロにする。

2.追突事故は、眠たくなる前に休憩をして覚低走行を防止する。

3.交差点事故は「左折時の自転車」と「右折時の歩行者」を確認する。dsc00053-1

ドライバーの「良いことは感謝」をして社内で広めて、「良くないことは指導」をして社内を律することが管理者の仕事です。

大林と北薗は研修の精度を上げるために。

社内で来週に使用する資料を使って、研修デモを繰り返し実施。img_1654-1

互いの伝え方が参考になり、互いに伝え方の幅が広がります。img_1656-1

その相乗効果が、当社において講師を複数人制にしている理由であり、最大の利点です。

高柳が担当した研修会場はこちら。img_0297-1

静岡県トラック協会様のご依頼で、各支部様を巡回して開催しているドライバー研修。img_0298-1

本日は富士支部様に所属している運送会社様のドライバーが対象です。dsc01576-1

2時間の研修で途中に10分間の休憩を挟みます。dsc01577-1

休憩時間明けに、数名のドライバーの姿に変化(=進化)が見られました。

首から掛けていたタオルを外しれくれたドライバー。

脱帽してくれたドライバー。

ポロシャツの裾をズボンの中に入れてくれたドライバー。

上着のファスナーを上げて、袖のボタンを留めてくれたドライバー。

そして、わざわざ私服から制服に着替えてくれたドライバー。

腕を組むのをやめて、ペンを持ってくれたドライバー。

私から上記のことの、お願いや指示は一切行っていません。

実は、研修終盤の挨拶訓練時に私からお願いをする段取りでした。

皆様、ご自身で気づき、ご自身の意思でご自身を改善されたのです。

それでは休憩前に私が「何をどのように伝えたのか?」

休憩前にドライバーが「どのような姿勢で研修を聞いてくれていたのか?」

そのやりとりを、各社の経営者や管理者の皆様にも観て頂きたかったです。

最後は挨拶訓練。dsc01578-1

誰一人として、ためらうことなく起立をして開始。dsc01582-1

誰に言われるわけでもなく。

起立をしたら全員が椅子を机の中に入れて、身だしなみを整える。dsc01583-1

今できることに全力で取り組まれていました。

全力で“笑顔”になろうと努力をされていました。

研修後には笑顔で挨拶をしてくださいました。dsc01585-1

講師としての手応えとやりがいと、指導する者としての責任を感じながら、明日の研修地へ到着。img_0318-1

ありがとうございました。