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プロデキューブログ

〜運送会社の改善活動を現場目線&客観的視点でレポート〜

公開日:2017.03.25

東北・関東・近畿・九州での研修

北薗は奈良の運送会社様へ。

ドライバー研修のテーマは国土交通省告示第1366号より「交通事故に関わる運転者の生理的及び心理的要因及びこれらへの対処法」

追突事故の防止は、脇見運転にならない運転環境と運転行動について。

長距離輸送の定期便に乗務されているドライバーが多く参加されていましたので、来週の年度末繁忙期対策。

「遅れた時間はアクセルでは取り返せない」と考えて、質の高い報告を入れながら運行しましょう。

「二度と着かないよりも遅れてでも無事に到着する方が良い」と考えて、勇気をもって休憩をしましょう。

全員参加で全員安全を目指して、同じ内容での研修を2回開催。

管理者勉強会のテーマは「運送会社の管理者に期待されている役割(考え方編)」

良いことと悪いことを比較して伝える方法。

他人事ではなく自分事として考えてもらう方法。

渡辺は埼玉の運送会社様へ。

フォークリフト作業時における商品事故を防止する研修。

パレット扱いの商品に対して、フォークリフトの爪を差し込み過ぎると、奥のパレットに届いてしまいます。

逆に差し込みが少な過ぎると、パレットの裏面形状によっては、手前のパレットが割れてしまいます。

「目視の一手間」に勝る確認はなし。

その一手間を省くことで、便利なリフト作業が危険なリフト作業になってしまいます。

その一手間を省く原因は「焦り」か「慣れ」によるものが多い。

社歴が浅いドライバーは「焦り」によるものが多い。

ベテランのドライバーは「慣れ」によるものが多い。

プロの仕事の優先順位は「①正しい②美しい③早い」です。

プロとして「①安全②品質③効率」を求める仕事を自分のルールにしましょう。

大林は福岡の運送会社様へ。

管理者勉強会のテーマは、お客様から「ありがとう!」と言われるために。

自社の強みと弱みを正しく把握しましょう。

強みはキャッチフレーズとして社外に発信。

弱みは社内ルールとして社内で改善。

ドライバー研修のテーマは改定された国土交通省告示第1366号より「安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法」

トラックに装備されている運転支援装置の効果と適切な使用方法を確認。

その要点は安全支援装置と運転支援装置の「表記の違い」に表われています。

装置(機械)任せの安全ではなく、最後は自分の目で確認して自分で判断して行動すること。

添乗指導は入社2か月目のドライバーが対象。

確認の方法と回数が「プロと素人との違い」として表われます。

交差点では首と上半身を振っての目視での安全確認を実践されています。

バック走行時の半クラッチ状態は、初任ドライバーに多い運転傾向です。

併せて、バック走行時のハザード点滅や後方下車確認の理由とやり方について。

「決められた手順を省かないこと」が「安全になるための唯一の手順」です。

慣れにより安全が我流になる前に。

安全の基本を繰り返して体得することが初任運転者に対する添乗指導の効果と目的です。

高柳は東京で新幹線を乗り継いで。

宮城の運送会社様へ。

管理者勉強会のテーマは「記録と記憶に残る座学研修と添乗指導の始め方」

研修ができる社内講師だけでなく、添乗指導ができる車内講師との「ふたつの講師」を目指して。

ドライバーへの安全教育は法律で定められた義務です。

同様に、ドライバーには教育を受けて安全になる権利があります。

誰しもが安全になりたいとの願望があり、その願いを叶えられるのが良い会社だと思います。

退出後は、東京に向かいながら本年度最後の居酒屋新幹線を開店。

次年度には早々に新装開店の予定です(笑)

ありがとうございました。